田舎ならではのおもてなし

2月20日(月)の出来事です。

11時くらいに電話がかかってきました。かけてきたのは、ローカルバス(堀川バス)の運転手。

大きなスーツケースを持った外国人4人がバスに乗っていて、(平日だから池の山荘の前まで行けず)坂道を登るのが大変だろうから、車で迎えに来れないか？という電話でした。

池の山荘は、以前はワゴン車を所有していたのをバスの運転手さんが知っていて電話をしてきたみたいですが、現在はありません。仕方ないので正直に伝えて、歩いて登ってくるようお願いしました。

外国人4人がローカルバスで⁇

この少ないバスを見つけて乗ってきた模様。果たしてどこから来たのか？福岡空港にしろ、最寄駅の羽犬塚駅にしろ、途中の「福島」で乗り換えが必要なバス。よく来たな…と感心しました。迎えに行けませんが、早く着くのは確実。荷物が大きいし、チェックインまで車がないのにどうするかもわからないので、急遽部屋の準備を急ぐことに。自分一人でやるつもりでしたが、事情を話したら前日の客室清掃中の方も作業を中断して手伝ってくれました。

4人組が到着したのは電話から30分後くらい。日本語がかろうじて話せるのが1人。チェックインが15時というのは理解していて荷物の預かりを頼まれたのですが、客室にそのまま案内出来たのでびっくりしてました。

バスの運転手が宿に電話したことから始まりましたが、客がどこに泊まるか特定できたのも田舎ならでは。そこで親切に対応しようとしたので宿側も何とかしたいと思いました。こういうイレギュラーに対応出来るのも田舎の小さな宿ならではだと思います。

この出来事の前日は、お客さんが宿の予約を1日勘違いして予約日の前日に来てしまうハプニングもありました😅部屋に空きはあったものの食事の準備が必要なため、料理長にお願いに行きましたが「もうお客さんは来てるんでしょ？」と言って了解してもらいました。

色々なことがありますが、親切な人が多いところで働いているのは嬉しいです。

しかし、外国人4人はどうやってバスを調べたのか？この4人組の旅行日程は個人的に気になりますが、さすがに聞けません😅